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#6 捨てて、得る

2022年1月10日

「本を読み座禅をする生活がしたいので

仕事辞めます」

 

  

世間で言うところの「働き盛り」

42歳


 

化粧落として歯磨きしてる最中に

突然カミングアウトされたら

まぁ普通はブチ切れるか、

離婚でしょう🥶

 


恐ろしい事にウチのマッカーサー

「はい。どうぞ。」

 

 

サラリーマンを辞めて半年になりますが

マッカーサーの深い深い心中

未だ掘り当てていません💦🙇🏻‍♂️

 

 

朝5時前に起きて深夜まで

ひたすら座禅と読書の生活

前職が墓石屋ということもあり、顔馴染みのお寺は

多いので座禅する場所には困らない

 

 

今日はこの寺で座禅しよう

明日はアッチの寺で座禅しよう

 

 

フラ~っと寺に行って座禅なんて、

普通は返り討ちなのですが

まぁ、アレですわ、

職権です(笑)

住職が暇な時は和菓子食いながら将棋したり

説法聞いたり

寺の木の剪定やら行事の後片付けやら

なにかと雑用を手伝ったり

 


坊守(住職の奥さん)の愚痴をひたすら聞いたり

(笑)

 


時間は十分にある

暇といえば暇なのですが、充実した毎日でした

 

 

とにかく1年間は好きにすると決めていた俺

座禅が終わると家に戻って掃除、洗濯、

忙しくて手付かずだった本をひたすら読み、

夕方になると晩飯の準備

そしてまた座禅

 


「流れるままに生きる」

 

 

そんなある日、夜の座禅会に誘われました

 


真っ暗な本堂でロウソク1本

 

 

座禅会が終わり本堂に一礼したとき、住職に呼び止められました

  


「中村君、何か言いたい事、あるんやろ」

 

 

あぁ...全部お見通しか....

皆が帰った後、改めて本堂で正座し、住職と2人で

話をしました



人間とは

人生とは

学びとは



なぜサラリーマンをやめようと思ったのか

やめて何を学んだのか

これからの自分の向かう道は



喋り続ける俺

何も言わず、ただ頷いて話を聞いてくれる住職



もう僕が何も話さないと分かると、



「今日は私が勉強させてもらいました。

いやぁ本当にありがとう。」



「今、中村君はすごく良いところにいます。た

だ、もっと苦しみなさい。」



そのように仰っていただきました



やっぱり、正しかった

間違っていなかった



「人は心の苦しみと、共存して生きるべき」

 

  

自分を包み隠さず全てを話したら

スーーーーーーーーーーーっと楽になりました

 

 

向かうところ敵なし

無双状態だと完全に悟った俺

スイッチ入った瞬間です(笑)

それから数日後....

家から車で数分の場所に

「全天候型屋内バーベキューレストラン」が

オープンしました

  

 

「スミテラス」

 

 

生き抜くのが最も難しいとされる飲食業

 


「キャンプ飯のレストラン?マジ?」


 

コロナ渦の中、尖ったコンセプトのお店

しかもこんな郊外の田舎町に誕生したことは

正直驚きでした

  

 

自称キャンパー

ここは素通りできない

 

 

で、すぐに家族で食事に行くことに(笑)

 

 

食事が終わった頃、テーブルの空いた皿を

下げに来た店員さんに


 

「お店のオーナーさんって、

キャンプ好きなんですか?」

と尋ねました

 

すると、「今日、たまたまオーナー来てるんです。

お呼びしますね」

え????

待って待ってーーー💦

オーナーはキャンプが好きなのかと尋ねただけ

 

 

「はい。オーナーはキャンプが好きです。」

 


もしくは

「いいえ。オーナーはキャンプが好きなわけでは

ありません。」

 

 

このどちらかがナチュラルなのだが...



「お呼びしますね」



は?



正直、呼ぶ必要性など微塵も生まれていない



何かがおかしい・・・・



嫁と顔を突き合わせ、



俺「この流れって、絶対ありえんよな・・・・」

 


嫁「ホンマに。またなんかあるで。」

 


俺「なんか、怖いわ。」


そんな会話をしていたら、

「今日はお越しいただきありがとうございます!」

 


スミテラスオーナー

(ファンインターナショナル代表) 

福田龍二社長が登場

 

 

僕は身の上話をツラツラと 

 

 

「友さん、ぜひ!一緒にやりましょう!」

 

 

「え?????何が????」

 

  

名刺をいただき

なぜか後日、福田社長の会社に出向くことに

 

 

いや、

別に大した事は

ほんと、何もしゃべっていない

 

 

帰り際の車の中

 

 

「あんなパターン、ありえる?🤷🏻‍♂️💦」

 


「100パーない。仕事まで家の近所に引っ張ったな🙋🏻‍♀️💦💦」


 

「ある?こんなんある?🤷🏻‍♂️💦💦」

 


「お導きちゃう?アハハハハハ!🙆🏻‍♀️🙆🏻‍♀️」

 


「アハハハハハハ!🙆🏻‍♂️🙆🏻‍♂️」

 

 

これが、僕と福田社長との出会いです

 


つづく...

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